アート

2011.05.20

 ヤノベ氏

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  こんな時、ヤノベケンジ何て言ってるだろう?と思って、検索したらツイッター始めたところだったのでフォローしてみた。

 初期の頃の作品で、アトムスーツ着てチェルノブイリ行ってたけど、その頃は実生活でガイガーカウンター必要とする事態が起こるなんて思わなかった。とはいえ、彼が予見していたとも思わないし、予定調和でいいから、今、もっともらしいこと言ってほしい。

 ヤノベ氏が出てくるきっかけとなったキリンビールのアワードに一時関わっていたので(のちのグランプリ受賞者の助手をしていたので)、原宿の展覧会場で彼とすれ違ったことがある。いかにも血気盛んな人に見えた。

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 と、上記を昨日ツイッターやfacebookに書いた後、私のツイート読んでくれた?という勢いで、ヤノベさんが熱い言葉を書き始めた。おもしろい。

 電力会社に関することも書いてるけど、最初に心を打たれたものを転記・・・

 この言葉、大いにうなずくし、今後の指針になる!何度も読み返したいと思う。

 ☆補足です http://bit.ly/jzDIQJ

 トラやんとかも出てきたので、私にとっては、アトムスーツ、初期の印象だったけど、作家本人にとっては中期なのか、でも、この先も創作活動を続けていくとしたら初期に含まれるかもしれないし、書き方難しいな、と思った。

 黙して語らず、よりも、私は今、本人の言葉が聞けて、すごくうれしい。すべてが吹っ飛ぶような今、みんな思いを放出したらいいと思う。

          

          

            

                

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2011.04.11

 元気さんのつづき

 いやー、完全にしばらく須藤元気にハマる予定(笑)

 前回、ここに須藤元気さんのことを書いた時は、彼のブログにアクセスが集中していたようで(たまたまズームインでも紹介されたようで)、つながらなかった。

 今日読んでみて、被災地にボランティアに行っていたことや『WORLD ORDER』についても書いてあった。http://crnavi.jp/sudogenki/blog/2011/04/world_o.html

 この人、やっぱり只者じゃない。

 ☆ブログ http://crnavi.jp/sudogenki/blog/2011_04_diary.html

 プロフィールで見る多彩さにも笑う。

 彼に心を打たれるのは、持って生まれた肉体と精神を追求し、高め、「生」を思う存分楽しんでいるように見えるからだと思う。心身ともにすごく健やかだし。

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 元気さんとは別に、今日笑ったもの。

 ACのCMのEXILEヒロさんの次に出てくる男性って誰だろう?と思っている人は多いはず(友達はすぐわかっていたけど・・・)

 ネタなのか素なのかわからないけど、ここの人たちのやりとりがおもしろい。

 http://pika2.livedoor.biz/archives/3021505.html

         

    

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2011.04.10

 須藤元気って何者?(スゴイ)

 知ってる人からしたら、何を今さら?だろうけど、須藤元気って多方面にわたってすごい。

 格闘家だったことや、文筆家としても有名なことは知ってたけど、まさか、音楽家(パフォーマー)でもあったとは・・・

 先月、音楽&格闘技好きな男友達がミクシィの日記で、須藤元気の『WORLD ORDER』シリーズの新作PVについて紹介していて、初めて見たけど、今日もまたツイッターで音楽好き(というよりCDも出してる)友達が同じPVについて触れていて、改めて調べてみた。

 おもしろい。

 まず、『WORLD ORDER』について・・・。

 公式HPの説明の部分。

 http://worldorder.jp/biography/

 ちなみに新作PV http://youtu.be/r-qhj3sJ5qs

 ↑これだと、現実感がないかもだけど、このパフォーマンス↓を見ると、本当に踊ってるんだ、と痺れる。

 http://youtu.be/SgQGNKAgNwU

 なんだろう、言葉でうまくまとめられないけど(この感覚を与えてくれたことが重要)、完全にアートだなあ(須藤さん関連の動画に対する外国語のコメントの多さもすごい)という思いと、躍動感と人間の肉体の動きのおもしろさに感動する。大げさに言えば、「生きてる」ってこういうことなんだな、とも感じるし、人間って何でもできるんだな、という勇気を与えてもらえるような・・・。

 

 すっかりハマってしまい、須藤元気の入場シーンを見ていたら、以下のもの(代表作ではないかもしれないけど行き当たったもの)に感動して泣いてしまったよ。

 http://youtu.be/VwUASl4aiwQ

 ダンスって揺さぶられるなあ。

 須藤元気の、まさに既成概念にとらわれない「表現者」としての活躍、素晴らしい。

 

 記事を見ている中で、須藤元気の結婚相手の写真が出てきて、「嫁の前髪がおかしい」とか「思いのほか可愛くなかった」とか失礼なこと書いてる人いたけど、私は、この奥さんの写真を見て、ますます須藤元気のアーティスティックな才能を信頼したくなった。

 まったくもって、私好みの奥さん(笑)

 Photo_2

 今日は本当は、オカザイルのダンスについて載せようと思ってたんだけど、須藤元気になってしまった。世の中が落ち込んでる今、肉体の躍動を見ると、感動するし、勇気が湧いてくる。

 最後に、須藤さんの震災に関するメッセージ。

 この人、使命感持ってるなあ。宇宙人とか教祖のにおい、ぷんぷんする(褒め言葉として。とにかく今日は須藤元気にヤラれた・・・)。

 http://youtu.be/pCS7JWTcyJo

 ☆これ書いた後、友達に須藤元気について色々説明していただいた。ズバリ「変な人」だと・・・。色んなことひょいひょいと超えていける精神性と身体性がおもしろい。今後も注目しよう。

         

          

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2011.02.26

 TAROの塔 <追記>

 NHK土曜ドラマ 「TAROの塔」 http://www.nhk.or.jp/dodra/taro/

 外さずに見てよかった!!!(ホッ)

 寺島しのぶさんのコラムで撮影のことなど読んでいたのに、まったく放送を気にしてなかった。でも、我ながら見たいものは外さない。たまたま桑田佳祐さんの特番(これも良かった)を発見し、そのまま流れでNHKを見ていて出会えた。

 現代美術を連想させるような演出が、もろ私の好み。

 太郎役に松尾スズキを抜擢した人、すごい!松尾スズキは人相がまったく岡本太郎だった。寺島しのぶのかの子役は、当たり役だと想像していたけど、まさにピッタリ!

 息子たちも食い入るように見てしまったけど、とんでもない母親だった。まったく褒められたものではないけど、あの親だったからこそ、太郎は「岡本太郎」になったのだ。

 親によって破壊された子どもが、のちにとてつもない創造を果たす、そんな印象を持った(幸か不幸かはわからない)。

 かの子さんについては、2年前、ここでも書いたことがある。

 『かの子さんとカオス』

 http://hihararara.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-6f55.html

 (↑実はこの記事、某氏の講談社の連載(かの子の『金魚撩乱』の回)で紹介されました)

 一婦多夫制を、実際に行っていた夫婦である(もちろん制度として行っていたわけではなくて、そういう生活になっちゃった)。

 ドラマであったセリフのように一平(かの子の夫で太郎の父)が、「(あの男を)そんなに好きになったのなら、ここへ置いておけばいい」と、実際に言ったのかどうかは知らないけど、とにかくかの子さんは、一平との結婚を継続させつつ、他の男性を家に住まわせたり、太郎とともに出かけた巴里へも、一平とともに他の男を同伴させている。

 すごい女だ・・・。

 次男は途中で寝ちゃったけど、最後まで見ていた長男に岡本太郎の説明をする時、「この人は変わった人だったけど、世の中の悪いことに、「これじゃいけない」って闘った人でもあったんだよ。大阪万博の時、経済って言って、社会がどんどんお金儲けに走るようになって、国が発展したのはいいことでもあったけど、工場とかいっぱいできて、環境破壊とかいけないこともあったから、進歩はいいことばかりじゃない!っていうシンボルとして太陽の塔をつくったんだよ」などなど説明しながら思わず涙ぐんでしまった。

 ハイ、かの子予備軍です(笑)

 息子たちは何度、過剰に涙を流す母の姿を見ていることだろう(感動の涙です)。

 太郎さんに関しては、高校~大学時代にハマった。

 大学1年の時、箱根彫刻の森美術館で買った太郎デザインのネックレス、すごく気に入ってたのに、どこかへ行ってしまった。

 でも、この雑誌は今も大切にしている。96年の芸術新潮 『さよなら、岡本太郎』

 Photo

 

 そういえば、今日の朝、Googleの文字が太陽の塔のデザインになっていて、なんだろう?とは思ったんだよね。調べてみたら、今日は太郎さんのお誕生日、まさに生誕100年の日だったんですね(太郎も同じ2月生まれなのね・・・でも彼は魚座)。

 だいじょうぶ、子は育つと思うよ、ちゃこ!!(お手紙に、かの子のこと触れてあってうれしかった)

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 <追記>

 上記、子どもへの太陽の塔の説明は、過去見た太郎さん特集の、あまりに意訳だったので、『芸術新潮』より補足。 

 岡本敏子さんの太郎の記録より・・・

 彼はテーマプロデューサーに就任したその時から、「オレはテーマの”進歩と調和”には反対だ。」と公言してはばからなかった。

 「人類は進歩なんかしていない。なにが進歩だ。縄文土器の凄さを見ろ。ラスコーの壁画だって、ツタンカーメンだって、いまの人間にあんなもの作れるか。

 ”調和”と言うが、みんなが少しずつ自分を殺して、頭を下げあって、こっちも六分、相手も六分どおり。それで馴れあってる調和なんて卑しい。ガンガンとフェアーに相手とぶつかりあって、闘って、そこに生まれるのが本当の調和なんだ。まず闘わなければ調和は生まれない。

 だから<太陽の塔>なんだ。EXPO’70=進歩と調和だという訳で、テクノロジーを駆使し、ピカピカチャカチャカ。モダーニズムが会場にあふれることは目に見えている。それに対して、ガツーンとまったく反対のもの、太古の昔から、どんとそこに生えていたんじゃないかと思われるような、そして周囲とまったく調和しない、そういうものを突きつける必要があったんだ。」

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 パリで哲学や民俗学を学び、沖縄をはじめ日本の辺境を旅し、ピカソや縄文土器に衝撃を受けた岡本太郎ならではの作品の数々・・・

 ドラマはあと3回続くので、興味のある方はチェックしてみてください。

 思わずフォローした松尾さんのツイートより・・・

 <TAROの塔、感想多数ありがとうございます。撮り終えても昨日までは視聴者の判定待ちのモヤモヤした気分でした。まあ、もちろん万人にうけるドラマとは思いませんが、こっからまたどんどん激しくなってくんで、ぜひ、2回目もごらんください。>

 

         

             

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2010.11.03

 鯨から母胎 

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 (前回のつづき。長いです) 

 ←この人が、静寂の中、

 上半身裸で、

 

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 ←こういうのをかぶって現れたわけですよ。

  

       

 

 山川さんの呼吸と鼓動が、連動したマイクによって聴こえる空間で(呼吸のリズムに合わせて場内の灯りも点滅)、氏はぎょっとするような姿で現れた。その後、上半身裸、潜水夫のヘルメット姿でエレキギターを弾きながら、独特の歌唱法で『放送禁止歌』を歌った。

 想像してみてください。

 そのヘンテコリンな格好をまず・・・。

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   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  (アイテムの写真はイメージです)

 

    笑ったよ。

 レイチンと会って、「おかしな人」の話をお互い含めてあれこれした後、

 現れた山川さんのビジュアルは、「明らかにおかしな人(マックス!)」で、神妙そうに「これが現代アートか~」「パフォーマンスか~」と観てる人もいたけど、私はまず、素直に笑った。「どうして、この人、こうなっちゃったかな?」と思いながら・・・。後ろからもくすくす笑いが漏れていた。同時に、度肝を抜かれた。

 すべて、作品のコンセプトあってのこと。

 そして、そんな格好で熱演し、息も鼓動も乱れ(すべて会場に聴こえている)、汗だくになって、ヘルメットを取るんだけど(女だったら絶対嫌な瞬間なのに)、

 

   美しいんです。

 なんか、こんな書き方陳腐だけど、少しだけ空気を再現してみた。

 薄暗がりの中、間近で観た彼は、ハッとするほど美しかった。

 彼が身につけていたかと思うと、古びた潜水ヘルメットも、中世の騎士を連想させたほど・・・。そもそも、あのヘルメットって、いかめしいし、貞操帯や拷問とかも連想させる。

 レアな公演は、その場を共有した人たちだけのもの、という気持ちが強いので、ネタをあまり書きたくないけど(主催側に申し訳ない)、その他、人工呼吸器とエレキギターの組み合わせや、本人と人工呼吸器(人工の声を発する)のセッションみたいなもの、豚の肺(ホルモン用語で「ふわ」と呼ぶ。私は静岡の競輪場でその存在を知った)も効果的に登場しました。

 赤く生々しい豚の肺に人工呼吸器で空気を送り込んでふくらませたり、最後は、天井からぶら下げられた人の写真の貼ってある風船の空気を吸い込み、雄たけびや地鳴りにも似た歌声を響かせる。

 ホーメイというものがどういうものか私はわかってないけど、山川さんの歌う『ヨイトマケの唄』は、哀しくて美しく、切なくて懐かしかった。

 クライマックスは、楽器(エレキやシンバルや)、機械、本人による同時多発一人H状態だと思った。

 カオスとエロスというか・・・。

 どれもこれも、山川さんの圧倒的な美しさがあるからこそ作品として成り立っていると思う。そのくらい、松井冬子さんにも感じてしまうけど、作者本人がすでに、この世の作品として美しい。

 自分が仕事してた時も思ったけど、現代アートの受けとり方は自由だと思うし、ただただ感じればいいと思う。それを言葉にしてるのは超間抜けだけど、自分のための記録として。

 『息』をテーマにした作品かな?と思っていたけど、後で見たパンフレットにちゃんとあった。読み忘れたのが自分らしいけど、読まずに観てよかったと思った。

 その文面・・・

<今回の新作タイトル『Pneumonia』(直訳すると”肺炎”)は、閉塞する肉体、および精神(Pneuma)という二つの意味を象徴的に表す。

 本作で山川冬樹は、現代社会に蔓延する「息苦しい」閉塞感と、我々の身体が息をすること、声を発すること、歌うことを結びつけて捉えている。「この息苦しさ」の中で、肉体的息吹と精神的息吹から生み出される”歌”というものは、まだ可能だろうか?という問いかけのもと、山川は魂の解放としての「歌」の存在を根源的に浮き彫りにしようと試みる。

 名古屋の病院で使用されていた人工呼吸器や、水中土木作業用の古いヘルメットなど、Pneumatic(空気圧式)な異形の共演者とともに、閉塞する日本社会に翻弄された歌曲に息を吹き込み、音楽、舞台芸術、美術の交差した地点で、”歌い手”としてメタなスタンスでパフォーマンスを行う。>

 向かいの観客席には、宮本亜門さんもいた。

 演出家の彼が、山川さんについて、どんな感想を持ったのか興味がある。

 美輪明宏さんの美少年としての全盛期は知らないけれど、舞台演出家が彼を放っておけなかったように、山川さんにも大きな魅力がある。

 山川さんは、どんな大劇場で公演してもまったく引けを取らないどころか、じゅうぶんに人を集められる圧倒的な美しさや歌声がある。きっとオファーはいっぱいだろうけど、自分の「表現」として、いかに取捨選択してるのか、彼がどこに向かっていくのか、今後も楽しみ。

 

 山川さんの呼吸と連動して点滅するライトのもとで、山川さんの呼吸と鼓動を聴き始めた最初は、会場の形状(白い天井の骨組み、縦長というか横広の空間)から、自分が鯨に飲み込まれたピノキオになった気分だった。

 帰り道、人にメールで感想を伝えながら頭を整理していくと、あの、呼吸や心臓の音が妙に心地よく懐かしく、ああ、あの空間は母胎も連想させるんだろうな、と思った。

 ああいう、静かだけれど、確実に生命を感じさせられるような場所に子供らはかつていたんだな。私もかつてそこにいたのだな、など思った。

 すべて表現は見世物の要素があって、山川さんがどうしてああいう表現に至ったのか、というのは、業というか、生い立ちも含めて興味がある。また、市場を相手できるラインというのは一体何なのか?(アートは何ものからも自由であってほしいけど)

 150人と、1500人と、15000人(もっと)の違いは?

 国境を超えるとは?

 などなど、色々感じ、考えた。

 ともかく、

 人間は生きてることに意味を持たせたい生き物なんだな。

 そこが悲しい。素晴らしいというよりは、今回は敢えて、カナシイと・・・。

 興味のある方は、YouTubeの映像をみてください。

 ソニーのCMのとhttp://www.youtube.com/watch?v=KYdvqe1B9Qs

 髪も姿も、どんだけ美しいか感じていただける公演のPR映像。   

      http://www.youtube.com/watch?v=bjxqdV1pxhA

 いずれにしても、生!ライヴってのは大きいよ。

 画像でしか知らなかった人の、あばらの浮き具合や、乳首だとかを間近で観られるのは、それだけですごいと思った。

 それにやっぱり、神様はなんて美しいものをつくったんだろう、というくらい、山川冬樹本人が美しい。目が離せなかった。

 

 と、熱く書きつつ、自分も含め、すべて表現は素晴らしいし、同時に、どうでもいいと思っている。

      

                  

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2010.11.01

 すこやかなる人、ライヴの人

  

 愛知トリエンナーレ最終日。山川冬樹さんの公演に行ってきました。

 もともと興味あったけど、感性を絶対的に信頼してる人が「山川くんは教え子のようなもので、バリ島にも連れていったことがある」と話したことからぜひ本物を、と思って出かけた。ついでに見れたらいいなーと思っていた、オアシス21(屋外)の草間彌生作品は、台風前に撤去されて、なかった(残念)。

 公演の前に、レイチンと会う!

 連絡は密に取ってるけど、会うのはなんと2年ぶり?? 

 東急ホテルでのミラクルな密会(あの時私らポニョだった)以来??

 レイチンみたいに、今日は写真載せちゃう。

   

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 フォトジェニックなレイチンの横でお恥ずかしいけど、うれしい。おまけにレイチンは、なーぜーかー、私のことをフランスっぽいとよく言い、「ラオスだよ」と切り返してみるものの(基本東南アジア系を色々言われるけど、ラオスは、世界中旅していたフランス人から言われたので・・)、これまたうれしい♪

 レイチンのブログ。http://ameblo.jp/reina-park/entry-10692974858.html

 レイチンとは会った時点で涙が出た。

 それは例えばともさかりえちゃんにも通じる感情で、「魂の友よ。お互い傷つくこともあるけれど、よーくわかっているよ。今日は解放されようよ」という感じ。繊細と言えば聞こえがいいけど、どうしても「見えてしまう」ために、感じやすい。愛やエネルギーなど、様々な度合い(どうしようもなさ)が似通った同志。

 「私たち結婚には向かないタイプだけど、子供産めて良かったねー」から会話はスタート。彼女と話すと、様々なボーダーをひょいひょい超えていける。ものすごくいびつで特殊な自分だけど、これでいいよね、と安心できる。自分自身、ある種の障害を抱えていると思えば、楽になれた。どう考えても時間が足りなかったけど、いつ会っても、その時の自分で正直に関わり合える、本当に貴重で大切な友達。

 そんな、どう考えても、変わってるよなあ(←褒め言葉として:笑)、という愛すべき友と会った後、そそくさと愛知芸術文化センターに向かうと、最終日のトリエンナーレの宣伝部隊が、「みんなちがって、みんないい~」とゆるーく歌っていて笑えた。

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 そして、会場を間違えたおかげで見れた草間作品。

 Photo_3 Photo_4  

       

        

 草間さんのことは、美術の仕事する前からずっと見てきたので、安心する。

 さて、目的の山川作品だけど、この時点ですでに長いので、次の回にします。

 タイトルは、レイチンと山川氏の両方で感じたこと。

 内包してることは色々色々あるだろうけど、二人とも身体ができている。身体をたゆみなく動かしている。

 なにごとも、まずは身体あってだよ。と、病気して、さらに、漢方で言う節目の35過ぎて実感として思う。

 そして、二人とも、生徒さんや観客相手にライヴのパフォーマンスしている。

 美しいから、ずっと見ていたくなる。

 レイチンは毎度のことだけど、山川氏の残像もすごいです!!!!!

 以下、次回。

 (どうでもいいけど、もちろんここに書くわけにはいかないけど、水嶋ヒロネタについては、内部の人に聞く予定)

                              

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2010.09.23

 センチメンタルな夏

 NHKで23日に放送された、『アラーキー センチメンタルな夏』。

 ぜったい見たかったのに、子供がテレビを占領していて(忘れていて)、最後の5分しか見られなかった。。。

 これです。

 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=700&date=2010-09-23&ch=21&eid=12319

 

 再放送、もしくはYouTubeにアップされることを(消去されるとしても)待ちたい。

 最後、アラーキーの写真が、美しい空の写真で、白黒写真が多かったという氏の、「カラー写真が増えた」という説明にぐっとくる。

 もう見られないかもしれない、と思うと、地球の色、この世の色ってなんて美しいんだろう、と勝手に彼の心象を想像し、毎度ながら泣く。

 島根にいた頃、市役所税務課勤務のMさんがアラーキー好きで、写真集をすべて持っていたので、当時発行されていたものはほとんど見た。

 ドイツを旅していた頃、妹の面接のためについていったフランクフルトで、アラーキーの写真展に偶然出くわした。

 女の人が縄でぐるぐる巻きにされている写真などが多く、それを見て車座になって話している現地の高校生(大学生?)たちの会話が聞きたくて、仲間に加わり、彼らが思う「日本のエロ」について語ってもらった。私も現代の日本では、女が男に虐げられてるわけではないよ!と思わず弁解してしまった(ヨーロッパで出会う「着物でエロ」に辟易していたタイミングでもあったので・・・)。その時知り合ったアーティストの女性の家には、後日泊まりに行き、その夫婦と美術や男女について語り明かした。

 アラーキー本人には、東京時代、2回バッタリ会った。

 一度目は(当時のスタジオがあったという)早稲田にて。

 髪の毛が角みたいにぴんぴん立っていて可愛かった。

 二度目はたぶん新宿の駅のホーム。

 好奇心が抑えきれない様子で落ち着かないオジサンだった。

 たまたま今日の午前、ラジオから流れた二曲が、アラーキー世界にも通じる和のエロスを感じさせてくれた。

 ザ・ブームの新曲 『蒼い夕陽』feat.ユウ(GO!GO!7188)

 http://www.music-zoo.info/contents/2554

 ☆個人的には、ずっと名前が思い出せずにいた「GO!GO!7188」に出会えてうれしい。

 

 もう一曲、桑田佳祐の『月』

 http://www.youtube.com/watch?v=tXcbB5WM_OE

 ☆昨日の中秋の名月、美しかったですね。

 アラーキーに関連して言えば、歌詞の中の、

 「君と寝ました 他人のままで 惚れていました 嗚呼・・」

 「君と寝ました 月夜の蚊帳で 濡れていました 嗚呼・・」 の部分が好きです。

  

 この二曲が続けて流れた時、「日本の歌、最強!」と思いました。

           

    

 

 

 

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2010.08.31

 ジュリーから山川冬樹

 自分にとってはおもしろかった話(今日だけでも5つくらい書きたいなあと思うネタがあり、その中にはホロリと来るものやクスリという風景もあるのに、どうでもいいことが書きのこしたい、というのはどうしたものか:笑)。

 毎度熱くなるとのめり込んでしまう私は、昨日の午前中、YouTubeでジュリーを見ていた。

 そこへ、男友達からメール。

 用件に答えた後、最後に「ジュリー最高!」と書いておいた。 

 そしたら、情報通の彼が、

 「ジュリーは11月に浜松でライヴあるよ」

 とのこと。

 で、浜松のコンサート情報を見たら、確かにある。しかも土日(子守りが必要な身にとってはここ重要)。

 情報センターに電話をしたら、まだチケットがあるそう。

 しばし、真剣に悩む・・・。

 私が好きだったジュリーは昔のジュリーであって、今はどうだろう? でも、でも、あの美声をお互いが(笑)生きてるうちに聴いておきたい気もする・・・。

 そこへ、同じ男友達が、

 「そういやあ、藤村さん(←旧姓です)は、平田オリザ講演会は興味ないの?後、カツマーが豊橋来るやつとか」

 と言うので、

 「平田オリザや勝間和代には、じぇんじぇん興味ない!それだったら、愛知トリエンナーレの山川冬樹にちょっと興味ある」

 と書くうちに、そういえば、山川冬樹、行っておこうか?と思い出す。

 これです。

 http://aichitriennale.jp/artists/performing-arts/fuyuki-yamakawa.html

 で、山川さんのチケット情報を確認したら、まだ空きがあるが、小ホールでチケット数が少ないのでお早めに、とのこと。

 小ホールで、麗しき山川さんのパフォーマンスが観られて(内容的に(心臓の音など含む身体表現)私にとっては吐きそうかも?と思いつつ)、2000円っていうのは、かなりお得なのではないか。

 と迷っていたら、友達から、

 「平田オリザやカツマー嫌いな人は、僕のイベント ○○×○○のトークイベントお薦めですよ!」

 と来たので(内容については、告知があり次第、ここでもお知らせします)、

 「え? ○○と交渉したの?」

 と聞いたら、

 「前から藤村さんに言ってましたよ・・・」とのこと。

 ぜんっぜん、憶えてない!!(笑)

 いやー、私って、人の話全然聞いてない時あるんだよな。自分でもびっくりするくらいに。

 で、彼に謝り、内容的におもしろそうなので参加することにし、ジュリーや山川のモヤモヤが吹っ飛び、いいや~近場で!と落ち着いたのでした。

 この時、頭に浮かんだのは、かつてスチュワーデスの友達が、遠距離恋愛をしていてフラれた時に語った名言。

 「遠くの一番より、近くの二番ってことだね」

 なんというか、上記の、ジュリー&山川諦め、地元のB級(失礼!)イベントでOKって時の妙に落ち着いた気持ちは、人生における様々なものごとに当てはまるような気がしたのでした。

・・・と、以上でおさまるかと思いきや、夜、別件でメールした東京の目上の人に、山川冬樹さんについて少し触れたところ、

 「山川くんは教え子のようなもので、バリ島にも連れていったことありますよ」

 とのこと。

 ナ、ナヌー!!!

 というわけで、友達の友達はみな友達、の気持ちで、本日無事、子守りをお願いする夫の都合を聞いたうえで、山川さんのチケットもゲットしたのでした。

 ☆あいちトリエンナーレ http://aichitriennale.jp/

 名古屋が遠いので、なんだか白けて眺めていたけど、図らずも最終日に出かけることになり、今からちょっとウキウキ。草間さんの展示とかも見てこようと思います。

 いやー、昨日今日で、ジュリーが山川に化けるとは思わなかった(注:山川さんは、熱心なファンを持つ、世界的なお方です)。

                             

            

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2010.08.20

 海老蔵さん

 私は前々から海老蔵さんが好きで、なぜかと言えば、自分の道を邁進する天然の人が好きだから。

 で、昨日のNHKプロフェッショナルスペシャルも、当然見た!

 こんな内容でした。番組HPより・・・

 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100819/index.html

 メモした海老蔵氏の言葉。

 <人生は運と勘と縁>

 <外は全く気にしない>

 <所詮、人の言うことは人の言うことじゃないですか>

 <信じる覚悟>

 「外は全く気にしない、人の言うことは~」というのは、セリフをギリギリになっておぼえる時、外からのプレッシャーではなく、自分で自分にプレッシャーをかけることについて語っていたのだけど、かつて誰かとの熱愛報道の時も「気にしない」と言っていた。

 自分を信じていることや、驚くべき努力やお育ちもあるだろうけど、彼はとにかく外界からの負の刺激をシャットアウトして、自分の内なる力を守り、高めているように感じた。

 そういうところ、見習いたいです。

 結婚に関して言えば(先月末の披露宴もかぶりつきで見てしまった:笑)、女性の生き方に関して思うことはいっぱいあるけど、長くなるので今回はやめておきます。

 短く言えば、夫をサポートすることを喜びとして生きられる女性っているんだよなあ、私は違うけど・・・ってことです。

 行き当たりばったりで気に入ったブログをふと紹介してるけど、奈良美智さんの最近のもの。

 http://ynfoil.exblog.jp/14431833/

 6月に奈良さんとひとときを過ごした友達家族がうらやましい☆

 内に熱くトガったものを秘めていて、表向きは温和な人が好きなんだなあ。

       

        

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2009.07.19

297 数ある表現 

 昨日から始まっているこれにとても行きたい。

 http://www.operacity.jp/ag/exh108/

 浜松で行われた松井冬子さんの展覧会にはなんとか足を運んだけど、本物を観て揺さぶられながらも、正直、ちょっとした甘さを感じた。それは描かれた女体の足首の太さだったり、どこかとどこかのバランスから受ける違和感など(本人の美こそが最大の作品ではないかと思ってしまう)。

 対して鴻池さんは本物という気がする(↑も←も話半分に聞いてください)。というか、やっぱりまずは実物を観てみたい。

 とはいえ、当然すぐには叶わない(苦笑)。この期間、東京方面に出かける予定もあるけど、なんせ子連れだし、むむむ・・・。

 こんな時、東京を目指していた高校生の頃の感情を思い出す。

 観たい映画や観たい舞台、展覧会のために東京に行きたい!という思いも大きかった。

 そして今、私が数ある表現のなかで、執筆ってものに至ったわけもそこにある。

 田舎にまで届く表現ということで、まずはとにかく「全国ネット」に憧れた。テレビの仕事を経て現代美術に移行し、マスとカルト?の違いを体感した。そして自分の目指すものとしては書くことへ移行・・・。書きたい出来事に遭遇したことも大きかったけれど、なにより、どこでもできて、どこの人にも届く表現方法だと思ったから。

 とまあ、意外にあれこれネチネチ頭の中で考えて今に至るけど、やっぱり、自分より大きな作品に挑んでいる美術作家さんには憧れてしまう。

 「NANA」や「HON」を制作中のニキ・ド・サンファルの写真を見た時も、単純にその風景に憧れてしまった。

 アトリエもね・・・(笑)。美術作家の助手時代、様々なアーティストのアトリエにおじゃましたけど、そのガテン系とも言える佇まいは素敵でした。

 色々憧れはいまだに募るけど、美術をやってる人ってのは、もうそれはそれは技術がまったく違うから、私は入り込んで集中するには至らなかった。

 「つくりたい」ってものに対する熱意もハンパじゃない。

 石の彫刻に挑んでいる友達がいるけど、小柄な彼女がゴーグルして、機械や鑿を使ってウィーン、ガンガンガンってやってるんだから、そんで、来る日も来る日もインコつくってるんだから、その思いだけでも尊い。

 冒頭の鴻池さんは1960年生まれだけど、とても若く見える。色々経て今があるというのにも励まされる。

 確固たる自分の道を歩んでいる女性はとても美しい。

 

                     

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