小学校

2011.09.02

 転校(うちのことじゃないです)

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 夏休み明けて、学校初日の昨日。下校後に息子たちの工作を車で置きに行った。

 長男は浄水器(と言っても名ばかりで、ペットボトルに石や砂利や泥を詰めた、なんか汚くて恥ずかしいけど、暑い中実験に夢中になって、鼻血までたらしたので良しとする)、次男は段ボールのロボット(でかいばかりで、やっつけ仕事)。
 持ち運ぶことまで考えずにつくったので、運搬を手伝ったわけです。

 誰もいない校舎って、なんであんなにドキドキしたり、心細い気持ちになるんだろう。

 そんな中、発見した黒板の文字。
 長男と同じ4年生で、親子とも少しだけ知ってる男の子が9月から転校したらしい(文字は8月に書かれていた)。
 「みんなのことはわすれません」という言葉にキュンとなった。

 今日も、長男と同じクラスの男の子が一人転校する。ブラジルの子で、いたずらっ子で、長男と一緒に水泳部でがんばっていたウェズレイくん。ウェズレイは、泳げないのに泳げるようになりたくて水泳部に入り、長男とじゃれ合って帰って来て、長男が水泳バッグをどこかに置き忘れてきたこともあった。

 ウェズレイのために、長男は宝石と称している石をいくつか持って出かけた。そんなもの相手が喜ぶかどうかわからないけど、「今自分がいちばん大切にしてるもの」をプレゼントするのは幼い頃から。
 お別れを想像すると、私まで泣けそうになる。

 

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2011.05.31

 運動会

 土日月と流れて火曜に行われた運動会。

 お弁当を作ったのに途中雨が降ってきて家で食べた・・・という体験を一度しているので、早朝の段階でキッパリ延期になったのはありがたかったけれど、平日開催だと子供たちは各々の教室で食べるので、一緒にワイワイできなくて少し残念だった。

 それにしても・・・

 子供たちが全力でがんばる姿にはいつも感動する。

 我が子は出てないリレーなのに、応援していると毎年涙が出てくる。

 小さい頃から知ってるような子が大きくなって、鉢巻き締めてリレーの選手していると、立派になったなあとうれしくなる。

 足の速い子には速い子なりの、遅い子には遅い子なりの緊張があるだろうから、そのキリキリドキドキを想像すると自分まで同じ気持ちになってしまう。

 うちの子の良いところは、自分の出番は大したことなかったけど、他の子の応援をすごく一生懸命やっていたところ!

 次男にとっては初めての小学校の運動会。運動場も六年生も大きいなあ、すごいなあって感動したようだ。

 小学生の頃、母が友達の写真をバシャバシャ撮っていたのだけど、その気持ちがよーくわかるようになった。近くで見れた場合、特に今日みたいに、平日の開催で来られないお母さんのことを思うと、その分まで、と思って撮ってしまう。

 小学校の頃は母のことをお節介オバサンだと思っていて、「こんな、もらってもうれしくなさそうな写真たくさん撮ってどうするんだよ?」と冷めた目で見ていたけど(申し訳ない気持ちで友達に渡していたけど)、今の私はバッチリ母に似ている。

 オバチャン化したのか元々の性質なのか、よくわからない(笑)

                       

               

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2011.05.12

 変化と普遍

 facebookとツイッターに思わず書いちゃったこと。

<長男が今、毎日宿題を忘れてくる子を連れてきて、一緒に宿題をしている。その子とは1年生の時以来久々に会ったけど、大きくなっていてびっくりした。女子から汚いと言われたり、忘れ物が度重なっていて、みんなが困ってる子。その子をフォローしようとしてる長男に感動して、今私は泣いている。>

 4年生になり、1年生の頃見かけた子を再び見かけ、その子の変化に驚くことがある。

 良い方向へ変化している場合もあれば、残念ながら逆の方向も。

 上記の友達は、もともと、だいじょうぶかな?というところがあった。

 普通という言い方は好きではないけれど便宜上、普通学級についていけるかな?という不安があった。彼と関わった思い出はこちら・・・『Tくんの歯』 長いけど(そのくらい衝撃的なできごとだった)、ここに出てくるSくんが彼。 http://bit.ly/ldPcfL

 女子たちが「汚い汚い」と言っているので(友達のお母さんから聞いた)、今見てみたけど、そこまで汚いわけじゃない。Sくんのおばあちゃんには会ったことがあるけれど(だいぶ高齢)、お母さんはどんな人か知らない。でも、なんとなく生活はたいへんそうだし、Sくんも、やはりギリギリのところはありそうで、ノートはボロボロだった。

 今回は、Sくんが明日宿題を忘れると、みんなの席替えができないそうで、みんなはSくんを責めてばかりで何もしないけど、長男は一緒に宿題をやろうと思ったらしい。

 長男は、今、学級代表を務めている。

 決して優等生というタイプではなく、おちゃらけ男子3人が立候補して、じゃんけんで決めた結果。

 「思ったよりたいへんだった」と言いながら、クラスの世話を焼いていて、頼もしいけれど、長男のやさしさに切なくなる時がある。

 我ながら自分もやさしい方だと思うけど、長男も次男もやさしくて、涙が出るほどうれしいけど、擦り減らないでほしいなあと思う。

 Sくんには、宿題を済ますという習慣をおぼえてもらって、家で実践してほしい。

 もちろん、ハナから限界はあることだけど、少し世話を焼こうと思います。

・・・とここまで書いて、今、Sくんの宿題の様子見てきたけど、やっぱり普通学級は、苦しいかなあという気もする。

 どうしてもやれない子に、やれと言うのは難しい。それなりに理解はできるけど、持続力などに難がありそう。

 きっと先生も判断に困ってるところだろうけれど。

 過去、「みんな違って、みんないい」

 って書いたけど、違いが明らかになっていくのを見るのって、切ない気持ちになる。

 子供たちの世界は、そのまま大人の世界も表している。

 各々が、各々の役割を果たせますように。

 同時に、

 役割など持たなくても、生を受けたみんなが無理なく生きられる世の中になったらいいな。

 

         

           

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2011.04.13

 あたらしいおともだち

 次男は小学校が楽しくて仕方ない様子。

 まだ運動会の練習も始まってないのに、毎日半袖半ズボンの体操服で過ごしている。

 クラスのみんなはまだ長袖で、半袖半ズボンの体操服で来ているのは、次男とOくんだけだそう。

 そのOくんについて、次男はこう評した。

 「Oは、アホなのか元気なのかわからん!」

  いやいやいや、キミも全く同じだよ!

 「アホか元気かわからん」というのは、男子の健全な姿だと思う。それはそれは一生通じて・・・

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 春休み、卓球に夢中だった兄弟。

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2011.04.08

 兄弟で登校

 昨日は、次男が自分で歩いて学校へ行く、最初の日だった。

 長男・次男が一緒に登校するのが、これほどまでよいものだとは思わなかった。

 幼稚園の頃は、朝起きても、すぐにご飯を食べずにダラダラしていた次男だったけれど、昨日は起きてきてすぐ、お兄ちゃんと向き合って、ご飯とお味噌汁と目玉焼き、さらにパンまで食べた。長男が体操服が好きなので、次男も当然のように体操服を着て、兄が着ていた緑色のスタジャンを羽織り、集合時間より早く行きたがる(笑)

 「班長を呼びに行きたい」とまで言い出すやる気。

 とにかくうれしくて、ウキウキわくわく出発していった。

 ふだんはケンカばかりの兄も、うれしそうに、兄弟そろっての登校。

 微笑ましいというか、頼もしいというか、本当に素敵な光景で、始まりの日の清々しさをこの先忘れたくないな、と思った。

 二人とも昨日の下校はお昼前。「お帰り!」と迎えた時、次男は、照れくさいような安心したような何とも言えない笑みを浮かべ、鼻の穴をぽっと膨らませた。その顔も忘れたくないな、と思った。

 お腹ペッコペコで、用意しておいた焼きうどんをたらふく食べた。

 その日次男は、「早く授業が始まってほしい」だの、「班長さんが迎えに来るの、甘やかされとってヤダ!」など言い出した。まーとにかく、いいも悪いも、負けん気や自立心が強い、典型的な次男。そのくせ、夜はなかなか寝付けない繊細さも持っている。

 4月は情緒不安定になって当然なので、兄弟の気持ちをしっかり受けとめたいと思う。

 長男の時は親子で不安も大きかったけれど、次男の小学校生活はひたすら楽しみ。困ることも多いけど、突飛で宇宙人的なので、何をやらかしてくれるか、わくわくする(男の子の親として、謝る覚悟もした上で・・・)。

 

 今日も二人、元気に登校(やっぱり体操服:笑)。

 長男はお弁当持ちで、初めて「でかベン」と呼ばれる弁当箱にご飯とおかずを詰めたら(あれ、想像以上に入りますね)、ちょうどいいバッグがなくなり、長男希望の、ショルダー型の保冷バッグに入れたら、「どんだけでっかい弁当持って行くんですか?」という状態になった。バッグを変えようとしたら長男が「これ、笑われそう?」と確認。本当に彼は、笑いをとりたくて仕方がないようで、嬉々としてそのバッグで出かけた。

 手ぶらにこだわる男なので、色々かぶったりランドセルにぶら下げて、とにかく両手を空けたいのだよ。

 長男は午後から退任式。

 1年生と2年生の時にお世話になった先生が、それぞれ退職と転出される。

 二人とも男の子3人のお母さんという先生で、すごく頼りになった。

 親子とも、大好きな先生だったので、とてもさみしい。

 先生へのメッセージが昨日の宿題で、そこに長男が書いていた言葉・・・

 「先生の声がよく聞こえたので、聞こえないとさみしいです」

 二人とも、小学校の太陽やお母さんみたいな存在で、次男も見てもらいたかった。

 どこかでバッタリ会いたいなあ。

 さてさて、今日と来週は、次男を途中までお迎えに行く。

 長男の時は、もろもろたいへんだなあと思っていたけど、楽しむ余裕が今回はあるね。

        

 

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2011.01.31

 こくごじてん

 小学校3年生の長男、最近、学校から「国語辞典」の注文票が届くようになった。

 もともと、「○○って何?」という質問が増えていたので、そろそろ辞書の買い時だな、と思っていた。

 実物を見てから決めた方がいいだろう、という思いと、言葉に関心がある親としてたまには何かしてあげなくちゃ、という気持ちもあり、まずは本屋へ私一人で出かけて辞典を見た。

 そしたら、思ったより色々あるのと、書体や雰囲気がそれぞれ違うので、長男本人に選ばせようと思った。

 長男は次男に比べるとデザインに興味があるのと(デザイン的な好き嫌いがはっきりしている)、自分が愛着を持てる一冊なら、楽しく使えるだろうと思ったから・・・

 で、いざ昨日、長男を連れて行ってみると、例えば私が嫌だと思うような書体(ゴシック体でくっきりしている)を「これ、見やすい」と言い、やっぱり自分と子供とでは見方が違うから、連れてきて良かったと思った。

 6冊並べて、それぞれ言葉を引かせてみる。

 「何ていう言葉がいい?」と聞いたら、しばらく考えた後、「虹」と言う。その選択は素敵だなと思った。

 で、「にじ」を調べさせたんだけど、これが時間がかかる(笑)

 いつまで経っても、「サ行」辺りにいる長男に、しまいには「『なにぬねの』の『に』でしょうよ!」と言ったりして、時間が過ぎた。

 小学館、三省堂、旺文社等々、有力辞典様の中から結果、長男が選んだのは、「チャレンジ」の辞典。

 

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 これは完全に好みだと思う。

 私が最初嫌った、見出し「ゴシック体」の辞典が結局選ばれた。

 息子にとっては、巻末に付録のようについている漫画や手話やローマ字が気に入ったようだ。さすがチャレンジ、子供心をつかむのがうまい!!「しまじろう」とか「進研ゼミ」とかはやってないけど、うまいなあと感心はしている。

 私も、辞書と言えば、退屈しのぎにパラパラ見るのが好きだったので、「楽しく見れる」というのはかなり重要。思い起こせば高校生の時など、常にエロ話をしている男と英和辞典を使い、「この言葉、調べてみ」みたいなやり取りをよくしていて、そんな中で例えば「nipple(乳首)」を覚え、「ふーん、ニップレスってそこから来てるんだ!」と新しい発見をしていた(そんなことばっかり!)

 ともかく、勉強を楽しくすることは大切。

 自分で引いて楽しいな、おもしろいな、と思う辞典を使って、それが世の中に興味を持つきっかけになればいいな、と思う。

 たまたま昼間、メールで友達からも国語辞典の相談があり、「うちは6冊の中からチャレンジにした」と伝えたら、その友達もその後買い物に出かけ、たまたま娘ちゃんが選んだのはチャレンジだったそう。

 その子は夜、うれしそうに、一ページずつ見ていたって(長男は放置)。

 もうひとつ、辞典にまつわる思い出。

 小学校の時「図書館まつり」というイベントがあり、確か4年生以上は「国語辞典早引き競争」みたいなのがあった。

 私も出たことがあったけど、その時、おとなしめの友達がやたら早くてびっくりした。

 私は本当に、同級生たちの一挙手一投足に感嘆し、彼ら彼女らを心底尊敬していた。

 田舎の小さな小さな学校だったけど、私にとってはすべての始まりで、世界であり、宇宙だった。

           

     

          

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2010.11.20

 どんな公演よりも・・・

 私はいったい、子供がいくつになったら、行事ごとで泣かなくなるのだろう。

 たぶん、ずっと泣くだろうね。

 長男の学習発表会。

 行事はほぼ毎回参加の夫が、この時期は珍しくもろもろの事情で不参加。

 ビデオ&写真撮影のため、次男を幼稚園の預かり保育にお願いする(本人も行きたがったので・・・)。

 昔の学芸会とは違い、うちの小学校の場合、1~3年生までは、各教室でまさに学習の成果を発表する、という催し。最初は大きな舞台ではない分、肩すかしの気分だったけど、クラスメイト達の顔がよく見えるアットホームな教室で、息子が過ごさせてもらったみんなとあれこれ発表する様子を見ると、毎年、「1年間本当にありがとう」という気持ちになる(まだ4カ月あるけど・・・インフルエンザ騒動の余波か、1年生の時は12月だった行事が繰り上がっている)。

 去年は、退院後間もなく、割とふらふら出かけたので、そういう意味でも感慨深かった。

 音楽、国語、社会、理科、算数、体育、英語・・・それぞれを少しずつ、BGMやら、プロジェクターに映し出される写真とともに振り返っていく。

 息子の出番は、理科だった。

 まったく知らされてなかったので、そのネタが、モンシロチョウの観察記録だと知った瞬間、涙(BGMは、木村カエラのButterfly)。

 6月に、「学校で観察したいので、モンシロチョウやアゲハの幼虫が手に入ったら持ってきてほしい」という連絡がみんなに入り、長男が実家の母にお願いし、母が(また豪快なので)畑から30匹くらい持ってきて、それを学校に持たせ、クラスで観察したのだった。

 その頃の記事はこんな感じ・・・。

 (この記事の後半が搬入)

 http://hihararara.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-69a0.html

 (その後の結果)

 http://hihararara.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-6e87.html

 あの時は、私が生まれ育ったような田舎ではなく、街場で幼虫を育てる難しさを痛感した。スーパーで大根の葉っぱをもらったり、キャベツの葉を濡らしたティッシュでくるんで持たせたり、右往左往した(子や学校の責任と思いながらも、育てた経験がある分、難しさはよく知っていたので)。

 たった一匹だったけど無事蝶になり、みんなが「生(なま)の教材」として、実際に触れてもらえたとしたら、本当に良かったと思った。

 その一連の観察記録を、まるで『欽ちゃんの仮装大賞』のように、幼虫の仮装もまじえ、グループで発表した。

 笑えるやら、泣けるやら・・・

 リコーダーも、長男の練習を見ていると、最初はとんでもなかったのだけど(ピーとかプーとか)、あっという間に上手になり、みんなで吹く『エーデルワイス』や『カントリーロード』には、すこやかな気があふれていて、素晴らしかった。

 色んな公演を観に出かけているけど(特にこの10月11月は忙しく動き回ったけど)、子供たちの発表会は格別。

 感動し、涙目で先生に「素晴らしかったです」と伝えた。

 

 が、しかし、帰りの下駄箱で話したとあるお母さんは不服そうだった(だらけた印象に受けとったようだった。私は3年生ならではのバラエティに富んだ内容と思い、いいクラスで過ごせて幸せだったなーと暢気に思っていた)。

 何が不服よ。じゅうぶんじゃん!!

 子にも学校にも、多くを望まなくていいのにな。

 

 私は安っぽいかもしれないけど、すぐに感動する。

 帰り道、青い空を見上げながら、「人生は、いかに楽しむかだよな~」と、つくづく思った。欲張ろうってんじゃなくて、命あるだけで幸せ。その他はみんなオプション。ほんとにそう思う。

      

       

  

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2010.11.16

 朝の『閃光少女』

 長男の捻挫が思ったより重く、4日以来、毎朝毎夕、車で送り迎えしている。

 面倒ではあるけれど、道で出会う小学生たちの表情に励まされる。

 イキイキした顔、沈んだ顔、いろいろ、いろいろ、ある。

 ひたすら走っている男の子、女の子同士で楽しそうにペチャクチャしゃべっている子、みんなみんな知っているような、懐かしい顔。

 そうだよね、そんな気持ちの時あるよね、

 ま、てきとうに、がんばっていこうか、、と応援したくなるし、元気をもらえる。

 さきほど送った帰りのBGMは、東京事変の『閃光少女』(時として号泣する歌です)。

 朝の澄んだ空気に、合う!http://www.youtube.com/watch?v=a4W9Mcy7lAQ

 (↑私がUPした翌日に、削除されてしまいました。偶然?)

          

 

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2010.06.24

 つづき + eliさんライヴ

 学校から帰ってきた長男の話。

 朝、学校に着くと、クラスのみんなに「(チョウを)どうした?」と聞かれ、

 「逃がした」と言ったら、

 「よし!!」

 という反応だったそう。

 みんな気になってたんだね・・・。

 私も先生と電話でも率直に話したし、連絡帳でもその後をお伝えし、先生もしっかり汲み取ってくださってるし、やっぱり、みんなにとって、良い経験だった・・・ってことで一件落着です。

 クラスに幼虫がおらず、持って行っただけでもとても喜んでもらえたので、多少の苦労はあったけど、良かったです。

 私自身、小学校4年生の時に幼虫を育てた体験はとても大きかったので(クロアゲハの幼虫と信じていたら、セスジスズメガという蛾になったというオチですが・・・)、やはり本物は強い!と思う。

 私のふるさととは違い、街場での生きもの観察はなかなか難しいけど、だからこそ、みんなに見てもらいたかった。

 ちょうちょ&ばあば、ありがとう。

   

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☆6.19、同窓会じゃなかったら出かけていたeliさんライヴ。

 みなさんリポートしてるけど、ご本人のブログより。レイチン出てるし(笑)。

 http://www.eli-jazz.com/archives/4178

 ぜーんぜん違う夜だっただろうなあ。服だって・・・。しかし私は稲門会行ってよかったぞ。楽しいお仲間が増えて感激☆

              

         

 

          

          

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 大根の花

 ~モンシロチョウその後~

 結局、一匹は無事チョウになり、その他の幼虫は、死んでしまいました。

 私は幼虫を育てるたいへんさを知っているので、例えば土日、観察箱を持ち帰らず学校に置いておいたら死んでしまうだろう(たとえ、エサをたくさん入れようと)、と思ったけれど、親の私があまりに介入するのはどうかと思い、学校側の判断に任せたら、やっぱり心配していた通りになってしまった。

 息子が責任を感じる結果になってもかわいそうだとあれこれ心配した一週間だった。毎日新鮮な大根の葉やキャベツを持たせたりした。

 幼虫が死んでしまった時、息子が最初に口にしたのは、怒りとか悲しみとかではなく、「もっとみんなに役立ちたかった」「幼虫をもっとみんなに分けたかった」だった。

 これにはホロリときた。彼の根底にある感情が「やさしさ」だとわかったから。

 そして、昨日、さなぎからかえったばかりのチョウの入った観察箱をさげて、長男はえっちらおっちら帰ってきた。

 同時に学校の先生から電話。

 無事成虫となったチョウをどうするか、と、ほとんど「道徳」に近い話し合いになったそうで、その時クラスのみんなが「逃がす」と言った中、息子は「もう少し観察箱で飼う」と言ったんだそう。その本意は、「写真を撮ってから逃がしたい」とか「卵を産ませてまた育てて、みんなに分けたい」というものだったらしいけど、「かわいそうだから早く逃がそう」という声の中で一人、「嫌だ」と言い張ったらしい。

 今まで育ててきたキアゲハもオタマジャクシも、成虫・成体になったら逃がしてきたので、息子のその発言は意外だった。

 おいおい、「やさしさ」が台無しじゃないか(苦笑)。

 と思ったけど、教室で毎日たくさん世話をして(手伝ってくれるお友達も多々だったけど)、たくさん死んでしまう、という経験もした彼なりの思いもあったのだろう。

 結局、みんなも息子の好きにさせてくれたそうで、息子は私が車で運んだような大荷物(結婚式の引き出物を入れる大きな紙袋に入った観察箱)を時間をかけて持ち帰ってきた。

 私が先生と電話で話している間に、息子はチョウの写真を撮り、電話を切った後、意地を張るかと思ったら、意外にあっさりとチョウを逃がした。

 先生の話ではクラスの中で38対1くらいの状態で「逃がさない!」とやっていたらしいので、どんなに強い思いがあるかと思えば、ただ単に「どうせ逃がすのなら写真が撮りたい」が強かったようだ。

 次男の方が逃がすことを嫌がったけど、外に持って行き、バイバイすることに・・・。

 どこへ逃がそうかと思ったら、ちょうどいい大根の花があった。

 実家の母が幼虫を持ってきた時、予備の葉のために、大根を二本持ってきてくれて、それが鉢に植えてあった。その葉が成長して、ちょうど花を咲かせていた。

 チョウの成長に合わせたかのように咲いている花に、自然ってすごいなあって思った。

 幼虫のエサとなる葉っぱ、そして、成虫のエサとなる花の蜜。

 それらの成長がちゃんと呼応していて、そのタイミングをちゃんとわかっているかのように、お母さんチョウは卵を産みつけたわけで・・・。

 大根の花にチョウを移した後、チョウは隣の庭の木に飛んで行き、羽を休めていた。

 その後、観察箱を掃除すると(葉や虫の残骸がひどいことになっていた)、ほとんどの幼虫は寄生虫にやられていた。ネットで調べると、モンシロチョウの幼虫は2匹に1匹くらいの割合で寄生虫に食べられてしまうらしい。

 密集状態で飼っていたので、大量に死んでしまっても無理はなかったと思う(そのことも、やんわりと先生に指摘し、分けるか持ち帰るかさせたかったのだが・・・)。

 そう思うと、たった一匹だったけど、無事にチョウになれて、幼虫も成虫もみんなで観察できたようで、本当に良かったと思った。

 親の立ち位置は難しく、3年生になったら子供の自主性に任せるべきとは思うけど、今回のように生き物を扱う場合は、本当に難しいなあと思った。たまたまの厚意だったけどヤキモキしてしまった。

 幼虫が全滅するクラスもあったそうで、そんな中でチョウにかえったのは、大げさではなく奇跡に思えた。

 そして、38対1になっても自分の意志を曲げなかった息子について。

 いいのか悪いのかわからないけど(両面だけど)、精一杯世話をし、あれだけの荷物を自分で持ち帰ってきた根性には驚いた。

 すでに彼は私の想像を超えている(笑)。

 私にはたった一人になっても意志を曲げない強さ(というか頑固さ)はなかった。家ではワガママを通しても、学校ではそれなりに迎合した。

 夫に話すと、「オレもそういう経験(38対1みたいな)ある」とさらりと言った。

 やれやれ、息子は確かに夫の子でもあるんだよな。

 なんか、今回はグダグダでうまく表現できてないけど、色々感じた1週間でした。

 しかし、自分で招いていることだけど、どうも私はたいへんな方向へ自分を持って行ってしまうんだよな。「(次男の)歯医者の時間なのに~」と思いながら観察箱を子供と片づけ(駆け足で歯医者に行き)、寄生虫の画像を長男に見せ、別件の頼まれごとをこなしながら、夜は更けていった。

 行動も感情も、様々なグラデーションを子供が知っていけば、それでいいのかな?と思いつつ・・・。

          

             

         

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