ブレない男
病気やその後のもろもろを境に、夫と話をする時間が増えた。
ある夜、話題は仏教に及んだ。
我が家は、双方の実家が曹洞宗ということもあり、曹洞宗を継承していくのだろうけど、たまたま夫が数年前に買った、『永平寺の心と精進料理』というカラーの本の話になった。
本より・・・
<永平寺の開祖である道元禅師様は、とくに調理を重視されました。それは「食」が人間生活には欠かすことのできない大切な行為だからなのでしょう。>
<道元禅師様は、「食を作り、お供えし、そしていただく」という行為がいかに大切な修行であるかを懇切ていねいにお説きになられました。>
等々、<日々の暮らしのなかで真の仏法を実践する>大切さが、おいしそうな精進料理の作り方とともに書かれた素敵な本なんです。
夫は土日に料理をするんだけど、それは単なる趣味かと思っていたら、「修行という気持ちもある」とのこと。
上記の本も、彼が数多く持っている料理本のひとつかと思っていたら、想像以上に深い内容だった。
私も、もともと料理は好きだったけど、今、前よりひとつひとつを大切に作り(ゆっくり休み休みでないとできないこともあり)、ひとつひとつ大切にいただくと、素材そのものの味や美味しさを深く感じる。*私は今、そうせざるを得ない状態であったり、ゆっくりできる環境をありがたいと思ってるけど、忙しく働かざるを得ない方はそれそのものが修行だろうから、バタバタのお料理を苦にすることはないと思います。
たまたまの曹洞宗について、深く考えたことはなかったけれど、今、神道やら仏教やら、昔からの教えを改めて学び直している(というほど根詰めてではなく、のんびり・・・)。
夫は、
「いいことは喜び過ぎちゃいかん。悪いことは気にとめ過ぎちゃいかん」
と言った。
一喜一憂しがちな私にとっては、確かにその通りだと思った(本当に夫とは色んなことが真逆だったりする)。
その後、彼は付け加えた。
「それはオレの在り方であって、キミや子供たちは何ら萎縮することなく、大いに笑ったり泣いたりして過ごせばいい」
オレのあり方とは、一家の大黒柱である彼の自覚らしい。
「色んなことに惑わされていたら家が傾ぐ」とも・・・。
ふだんどうにも許せない部分もあり(たたかうべきはたたかい)、私はよほど彼に萎縮して過ごしてきたのだが、深い話になると、確かに共感し、尊敬するところがある。
迷いなく夫婦になったものの、継続することは迷いの連続で、今となってはなぜ夫婦になったのかわからない。でも、揺れまくりの私や、そんな私の子供にとっては、ちょうどいいのかもしれない、とはよく思う。
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1年前から時々拝見している、ご夫婦の共作ブログ。
今日見たら、青いお花がとてもきれいだったのでご紹介。
http://sesenta.exblog.jp/10461982/
私は青いお花が大好き。ブルーローズの開発とかなんとか(不可能を可能にするとか)してるけど、無理な色を作らなくても、もともとある露草など、自然界のあおいお花で十分だと思う。
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