308 二人のR
逗子からの帰り道、長蛇の列に並びながら友達に打ったスカイメール。
<帰るつもりで新横浜。地震で2時間遅れ。台風を心配してたら地震・・・。
私はいつもこんなです。笑うしかない今をレイチンに!子供は地べたで遊んどるよ>
これに届いた返事。
<笑えないことを抱きしめながら生きていこー、ステキすぎ。
昨日のS家はやっぱりおもしろかった。(以下略)>
こんな反応を示してくれるレイナが私はやっぱり大好きだ。
彼女も、運不運ってものを、体験・体感的に深く知っている。
私が好きな人は、たいてい「運」について熟知している。
学者さんとして専門的に調べている人もいれば、シンクロニシティの研究者、月について詳しい竹炭屋さん、そして、レイナのように体ごと感じ取っている敏感な人。
運は落として拾うものだとつくづく思う。
この間東京で会った人と、酒井法子等々の話になり、「海外のスターだと寄付したりして、その辺りを調整してたりするけど、日本だとそういう人は少ないよね」。その時の(うろ覚えだけど)「調整」みたいな言葉が印象に残った。
大金持ちやスターみたいな人に不幸な人が多いのは確かなこと。
やはり私利私欲に生きてはいけない。神様は見てるってことなのかな。
上記のメールに出てた(お誘いのあった)S家には、昨日行ってきた。
S家とは、友達(きょうだいぐるみ)のおうちであり、子供たちがお世話になっている小児科であり、私が夫と出会うきっかけにもなった不思議なご縁のおうち。お料理上手で魔女(←褒め言葉)みたいなお母さんがいて、その占いはとっても当たる。
S家のリホちゃん(もとは妹の友達、そしてレイチンはリホちゃん姉妹の幼なじみ)と久々の再会。
じっくり話したいから、息子たちはたまたま休みを取っていた夫(二日酔い)にお願いして出かけた(余談ですが、息子たちを海に連れて行くと言っていたその酔っ払いは、出かける時と同じ姿勢で寝ていて落胆させられた。私は帰宅後、西日の中、罪滅ぼしのバドミントン)。
リホちゃんには娘ちゃんが二人いるけど、うちの兄弟と比べたらとてもおとなしくて、お話するのに支障はないのだった(なんなんでしょう、この違い)。
リホちゃんは、例えば私に「まーちゃん、菊地さん好きだと思うよ」とピンポイントで文化の周辺を教えてくれる友達(「高山なおみさんの文章読んだ時、まーちゃんに伝えたいと思った」みたいなありがたい存在)。一緒に歩いていた時、ずっと欲しかった島尾ミホの『海辺の生と死』の古本(絶版のもの)に出会えた。
彼女は今、東京に住んでいて、渋谷で育児している(麻布生まれ、渋谷育ちの子供たち・・・幼稚園は代官山!) もともと幼い頃や大学~社会人時代東京に住んでいたし、まったく気負いなく都会での生活を楽しんでいる。
沼田元氣さん主宰の『乙女講座』(フランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館にて)を受講していた経験もあり、その講座にはゲストとして、佐藤初女さん、松浦弥太郎さん、辛酸なめ子さん、菊地成孔さん等々がいらしたという私からすると垂涎ものの講座。
初女さんのことは、『地球交響曲』で初めて観た時から尊敬・共感しているし(あの梅干しとふきのとうの天ぷらは忘れがたい)、松浦さんが編集長を務めている『暮しの手帖』も大好きだ(最近はジェーン・バーキンの記事に励まされた)。
昨日も色んな話をしながら、例えば育児や幼稚園のママ友達の話と同時に、バーキン&セルジュ・ゲンスブールの『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』の話を出しても違和感なく楽しめる相手というのは、やはり貴重だなあと思った。
地元にいると、どうしても、この手の話に飢える。
ネットのおかげで、様々な話題を話し合える相手を、様々な方面に持てるようになったけど、やっぱりね、何気なく会話できるのって大きい。
今はたいへんだけど、リホちゃんには、今後長い目で見てぜひとも、私の行きたい東京カルチャースポット(笑)に行っていただきたい。
レイチンも、リホちゃんも、お母さんになっても自分の世界を大切にしている。
私もそう。
最近、めらめらムキムキとめちゃめちゃなお話を書きたいと思っている。ガコーンと脳天を貫くような・・・。
とりあえず、目下、『寝取られた男たち』(新潮新書)が読みたいと思っている。
男と女、人間、結婚とは?
生活を守りながら、生活のなかで生まれる疑問や哲学に興味がある。
書くことで、別の人生を生きたいと思う。
・・・とあれこれ妄想しつつ、今日は、『シンケンジャー』の映画を息子たちと観に行くよ。
あああ、以前はバカにしてたのに、戦隊ものに翻弄されている(笑)。
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