289 「丸の内サディスティック」
○姿勢を正しくすること
○自分に自信と誇りを持つこと
○今に感謝すること
○人を愛すること
○使命感を持って生きること
○堕落すること
○美しく生きること
これらすべてを教えてもらったわけではないが、彼女(椎名林檎ちゃん)を見ていると、どうしようもなく揺さぶられる。
『丸の内サディスティック』
色んなヴァージョンがある中で、いちばん好きなもの(音出ます)。
http://www.youtube.com/watch?v=mXW5JtEztWc&NR=1
彼女の息子くんとうちの長男は、生まれ年は違えど同学年に当たる。2005年と言えば、子供が4歳の頃だったんだなあと思ってみたりする。変容していくバンド、進化していく彼女に関し、過去の映像を紹介するのは申し訳ない気持ちだけど、たまたま行き当たったこの映像を一日一度は観ている。なぜだか涙が出てくるし、勇気が湧いてくる。
林檎ちゃんのパフォーマンスもよいけれど、ヒイズミさん?のピアノも素晴らしい。
ヒイズミ氏の脱退後、東京事変の鍵盤を担当している伊澤さんのピアノもすごい。「あっぱ」で虜になった(りえちゃんのインストアライヴ行けてる人うらやましい)。もともと楽器の中ではピアノの音がいちばん好きだけど、「常軌を逸した」演奏をする人にどうしようもなく惹かれる。
NHKの「SONGS」で、二週続けて椎名林檎が特集された。本人のナレーションによる番組進行で、見ごたえのあるものだった。
デビュー時の『無罪モラトリアム』ですごい!と思いながらも、『罪と罰』と『ギブス』が同時リリースされた頃は、なにやら痛々しさを感じてしまい、入り込んで聴くことができなかった(その年の妊娠~出産は、彼女がインタビューで使っていた言葉「ケモノとしてのよろこびも得て」(←厳密に言えば妊娠・出産に関して使ったのではないです)からすると納得だし共感する)。
「SONGS」で歌われた『罪と罰』は、本当に素晴らしかった。心が震え、涙が出た。 前述のヒイズミ氏がキーボードとアレンジャーとして参加しているのもよかった。
不穏な悲鳴を愛さないで
未来など見ないで
確信出来る 現在(いま)だけ 重ねて
あたしの 名前をちゃんと呼んで
身体を触って
必要なのは 是だけ 認めて
この部分だけで、小説が一本生まれそう。
番組での彼女は、狂おしさを演出する余裕を持っていた。現実に狂おしい人が狂おしく歌うと痛いけれど、狂おしさを知った上でそれを演じられる度量を持った人は無敵だ。
ケモノとしてのよろこびも得て、安定したのだろうか(加えて、東京事変の亀田さんのいかにも平和な笑顔にいつも和むのだけど、プロフィールを見たら早稲田の出身でうれしかった・・・音楽や演劇に関しては独特の空気を持つ大学なんです)。
今の彼女は成熟しているし、圧倒的だと思う。
日常は慎ましく平凡で、表現活動においては狂おしく切実でありたいなーとあらためて思う今日この頃。
☆前回の内容は、多くの方に共有していただきたい問題だと思っているけど(教育関係者と語りました)、長いことトップページに置いておくのは抵抗があるので、更新させてもらいました。
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