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2010.12.27

 頭から身体へ・・・

 独身の頃、年末になると、今年の三大ニュース!というのを手帳に書いていた。

 例えば、96年の私は、 ○失恋 ○子宮の病気 ○失業 と最悪だった。

 でも、97年になると、 ○新しい出会い ○島根へ引っ越し ○手術 と続いていくわけで、人生山あり谷あり、いいこともあれば悪いこともあるけど、その繰り返し・・・ってのをわかりやすく実感していた。

 その後、96年の三重苦?をネタにして小説を書き、99年には新人賞で最終まで残り、2003年には本になったので、生きている限りは幸も不幸も、どんな風に作用していくかわからない。

 一年を振り返り、三大ニュースをピックアップする作業は楽しかったけれど、結婚し、子供が生まれてからは、なんと言っても自分より子供なので、振り返ることすら忘れていた。

 でも、今年、久々に振り返ってみて、三大というのはまだ選べないけど、五大ニュースの中には、確実に早稲田のOBで、ランニングしているみなさま(東三河稲門会競走部!)との出会いがある。

 6月にみなさんに「一緒に走ろう!」と言われた時は、まさかまさか、と思っていた。

 昔はバリバリ走っていたけど、今さら、という気持ちがあった。

 でも、昨年の病気をきっかけに、運動すること、とにかく身体に血を巡らせることの大切さを痛感していたので、試しに少し走ってみた。

 最初は悲惨だった。

 過去のペースを身体が憶えている分、すぐに息が上がってしまう自分が情けなかった。

 でも、40代、50代のみなさんが、楽しそうに爽快そうに走っている姿に、興味があった。

 インタビューもした(「なぜ走ろうと思ったんですか?」「続いているわけは?」など・・・)。走ることへの好奇心を追求するために、私は走ることをやめなかった。

 そして、ペースを落としてゆっくり続けるうちに、快適さに目覚めた。

 これはかなりの感動だった。

 村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』を読み返し、彼が書くことと走ることを生活の両輪のようにしているわけが、実感としてわかった。

 小説を書くようになってからの私は、自分の意識が、完全に頭に傾いていた。

 昔は体育会のわかりやすい人間だったはずなのに、テレビというマス・メディアから現代美術、文学へと移行する中で、例えば映画なども、わかりやすいものではなく、難解で複雑なものを好むようになっていった。

 でも、今年の出会いにより、難解で複雑なもののおもしろさを知った上で、単純明快な爽快さ(身体から学ぶことは思いのほか大きい)を選ぶ大切さを再確認したように思う。感性は昔も今も、困るくらい敏感で・・・(これが長所であり短所でもあるわけだけど)。

 身体は正直!!

 この間、クイックマッサージで「筋肉が若い」と言われた。

 美容的なアンチエイジングには大して興味ないけど、「筋肉が若い」って言葉に気分が上がった。そうか、筋肉は鍛えたらこたえてくれるんだな。

 そんなわけで、頭から身体へ意識をシフトする(バランスをととのえる)大切さを教えてくれた今年の出会いに大感謝。

 毎年、毎年、予想もつかない「今」を迎えるのは昔と変わらない。去年の思いがけない病もしかり、その時の主治医が近所に開業もしかり・・・。今も体調は万全ではないが、絶対負けない!

 変化、進化を、今後も楽しんでいくぞ!!

    

        

             

        

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