183 爆問学問 in 早稲田
NHKの『爆笑問題のニッポンの教養』 http://www.nhk.or.jp/bakumon/
11月25日放送分は、母校早稲田大学を舞台とした特番で、ビデオに撮ってしっかり見ました(この頃は22時でさえキツイ・・)。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20081125.html
私は、ワセダに入りたくて入りたくて入った口で(学部はどこでもよかった)、今も仲間や諸先輩方に支えられ、ワセダに行ってよかったーとは思っているけれど、入る前ほどの(受験生頃の)愛校心はなく、よくある番組でステレオタイプの早稲田生が出てきたりすると、その演出に辟易してしまう。今回も、前半はシラケ気味で眺めていたけれど、太田さんのキラキラした目や熱さやどこまでも前向きな物言い、多方面にわたる教授陣の鋭く温かい見解(総合大学ってやっぱり面白い)、学生たちの不安と希望の入り混じった震えそうな声を聞いているうちに番組に没頭し、最後は泣いてしまった(お決まりですが・・・)。
自分自身もそうだったけど、学生って小さくまとまっていて、つまらない。
大半がそんな自分にコンプレックスを抱えて過ごし、やり場のないエネルギーをどこかにぶつけながら、「何か違う」と思い続けている。
社会に出て思うのは、何も学生時代に完結させようとしなくとも、人生は、大学の外に出てからの方が数倍たいへんであると同時に、数百倍おもしろいということ。
おもしろくさせられるか否かは、自分にかかっている。
宮沢章夫氏が、文学部でサブカルチャー論を教えていると知り、「うらやましい!」と思いながら、学生時代の私には、宮沢さんの言葉や存在の価値が分からなかったと思う。
私はまさに、卒業してから、新しい自分が始まった。
子供を産んでから、さらに始まった、とも言える。
哲学や政治や経済や文学や音楽や演劇の話をする学生たちに気後れしたり(ほんとに難しい議論を戦わせるのが好きな人たちが多かった)、美男美女や(ほんとにモデルみたいな人がちょこちょこいた。仲良しだった先輩はフライデーでヌードになった)、いかにも都会的な人や語学が堪能な人にコンプレックスを感じたりしながら過ごした学生時代の自分だったけど(のびのびして見られたけど、けっこう萎縮していた、、、けど、そうやって告白してみると意外に自信に満ちて見えた友達だって萎縮していたらしく、学生時代って本当に特殊な幼さだと思う)、卒業後何年か経って、ようやく誰に対しても物怖じせず、「自分の言葉を語れる自分」を構築できたように思う。
☆☆☆☆
番組で心に残った言葉より・・・
<在野精神とは、自主独立を重んじ、権力や権威に依存しない心構え>←これに憧れて早稲田を目指した。
<すべてを疑い、すべてを受け入れろ>
<脱ぎ捨ててから始まる>
☆☆☆☆
終盤、太田さんが言った言葉
「彼の青臭さは表現者としてはダメだと思うんだ。ただ、その青臭い、純粋な気持ちを、いかにして多くの人に届くようなものにするか、それが『芸』だと思う」
☆☆☆☆
(番組の最後に朗読された言葉)
学問は脳、
仕事は腕、
身を動かすのは足である。
しかし、卑しくも、大成を期せんには、先ずこれらすべてを統ぶる意志の大いなる力がいる。
これは、勇気である。
大隈重信
☆☆☆☆
大隈さんの言葉でどわーっと涙が出てお開きでした。いいこと言うなあシゲノブ!
私は死ぬまで熱苦しく生きていくんだろうな。泥臭くてダサくて野暮な早稲田っぽく。
ところで、前回のブログを書いた直後に連絡があり、29日の講演は、諸事情により延期となりました(また日が決まったらお伝えします)。出演予定だった同世代のフジのプロデューサーさん(日テレ時代に『14歳の母』を担当。この方もワセダ出身とのこと)に自分の本をお渡ししようと準備していたけど、お送りしちゃおう。
このブログを見て申し込んでくださった方がいらしたとしたら、またの機会にお目にかかれることを祈っています。若い人にお話しすること、好きなんです。上から目線じゃなくて、私もずっと途上なんです。
予想以上にタイトな日々だったので、正直ホッとしています。何がプレッシャーって、子供の体調管理。荷が降りて、ブログ書いてます。
束の間休んで、お遊戯会、がんばるぞ!
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