165 お弁当箱のうた・ラスト、コーション・椿油
(長いですっ!!そして、現在、体調は良好です)
久々に風邪を引いて、ひどい状態で、まとまりのある文章は書けないけれど、書きたいことがたまっている。
11、12の土日は、町内のお祭りで、風邪が治ったばかりの息子たちは嬉々として法被を着て、おみこし(子供用)をかついでいた。
毎年、お祭りの日には、夫がちらし寿司と手巻き寿司を作るのだが(毎週土日は彼が料理をするので、その流れでもあるけど)、ちらし寿司に入っていた具を見て、日本の食というのはやはりいいな~と思った。
混ぜ込んでいた具は、にんじん、ごぼう、干ししいたけ(ちなみに安い時期に大量に買い、夫が干しておいたもの)、かんぴょう。
かんぴょうというのは珍しいように思ったが(最初「すし太郎」でおぼえたらしい)、これが例えばれんこんでも、ふきでもいいわけで、とにかく、根菜や繊維質バンザイ!ってことだと思う。
そこで思い出したのが、自分の子供の頃も、今の子供も(NHK『にほんごであそぼ』の影響もあり)口にする歌。
♪♪♪♪
これくらいの おべんとうばこに
おにぎりおにぎり ちょいとつめて
きざみしょうがに ごましおふって
にんじんさん さくらんぼさん
しいたけさん ごぼうさん
あなのあいた れんこんさん
すじのとおった ふき
♪♪♪♪
歌詞は時代やおところによって、違ってくると思うけど、上記は『NHKおかあさんといっしょ』より・・・
この歌は、見事ではないか!
子供の頃は、地味なおべんとうだな~と思っていたけれど、日本の食の美点が詰まってる感じ。ごまも素晴らしいしねえ。
意識的に「食育」とか言うのは好きではないけれど、ちらし寿司を食べながらこの歌を頭の中で思い出し、「日本ってすごいなあ」と感嘆し、「このかんぴょうの代わりはれんこんでもいいし、ほかには・・・」と私が口に出したところですかさず次男が、「ふきは?」と言うので、その以心伝心ぶりとか、おっと次男にも食育とやらが伝わってるねえと思い、うれしくなった(ふきも夫が好きなので、旬になると、葉付きの長い茎のまま買ってきて茹でて煮物にし、何度も食卓に登場していた。私自身、母お手製のちらし寿司では、春にふきが入っていた憶えあり)。みんなで、おべんとうばこの歌を歌いながら、ちらし寿司を平らげた。
手巻き寿司は、息子たちがテーブルの上に設置したプラレールの電車が運んでくる仕組み。近所の回転寿司屋さんが、注文の品を新幹線に載せて運んでくれるので、それに倣って、我が家でお寿司となると、息子たちがプラレールを組み立てる。ガチャガチャ落ちるし、脱線するし、じゃまなんだけど楽しい!
☆
まだひどい風邪に沈み込む前に(というか、そんなことをやってるからひどくなったわけだけど)観た、念願の『ラスト、コーション』。人からすすめられ、行こうと思った時には地元の映画館で上映が終了しており(地元のシネコンにおいて、単館系っぽいものは、やったとしても1週間で終わる)、3月の菊地成孔さんのライヴ後、名古屋で観ようかと思ったらその前日に終わり、しかし、世間では(というか、私の好きな表現者の間では)『ラスト、コーション』の話題で持ちきりで、東京は満席だというのに、地方はいったいどういうことよ?と憤っていたのだけれど、ようやく、ようやく、9月にレンタル開始。一泊では観れる自信がないので(毎日何が起こるか分からないので)、1週間レンタルになっているのを発見し、借りてきた。
一気に観て、放心。
想像以上に、すごい映画だった。
過激な性描写が話題になりがちだけれど(実際、R18指定)、私は決してHな映画だとは思わなかった。
戦時下、という時代設定もあり、作品全体を覆う重苦しい空気、緊迫感に飲み込まれ、緊張で身を硬くしながら観ていた。官能より、「抑圧」や「力」を感じた。そして、どうにも切ない幕切れ。
極限状態へいざなわれ、様々な感情を揺さぶられる。映画として、ものすごくよくできている本当に傑作。全編に渡り、ほどよくちりばめられた素材が、符合していく物語って、うまくできているなあ、うまい演出だなあと感心する。映画館で観たかったけれど、大画面で観たら卒倒していたかも・・・。
『ラスト、コーション』HP http://www.wisepolicy.com/lust_caution/
☆
もう一度観たいと思っていたのに、風邪でドロドロになっていったけれど、予約してあった美容院へ気分転換に出かけた(ティッシュ持参で)。バカだなあと思うけれど、今週の土曜は次男の七五三の予定で、それまでに行きたいし、息子たちもまだいつ学校や園から「お迎えに来てください」と言われるか分からない健康状態なので、行けそうな時に行かなければ(そんなことすら)難しいのだ。
カードのポイントがたまったので、5000円引きになることもあって、久々にカラーリングをした。実に10年ぶりくらい。私は真っ黒な髪で、独身時代の一時期は、髪を染めないのは恥ずかしいくらいに色を入れていたけれど、その熱は冷め、白髪もまだないので、必要を感じてなかったけれど(育児で忙しかったし)、ショートにしたのを機に、再びやってみたくなった。
久々の茶髪(オレンジ系にブルーを混ぜて調合してくれたらしい)。美容師さんのことはとっても信頼していて、美容院では素敵に見えたけれど、家に戻って鏡を見ると、自分が上地雄輔だっけ?あの人に見えて仕方がない(笑)。だいたい私、男顔なんです。女の人もよく言われるけど(最近は上野樹里ちゃんが多くてありがたいけど)、昔から、LLブラザーズの弟、国分太一、神木隆之介くんなどなど、色々言われてきました。おまけに、幼稚園のバスの運転手さん(50歳近くだろうけど、バリバリの茶髪、にしきのあきらみたいな)にも似て見えて、ちょっとまいっている(笑)。髪の変化に、息子たちがすぐ気づいたのは意外だった。
☆
鼻のかみ過ぎで、鼻の下と鼻の中がカピカピで、低刺激の乳液かクリームをと思いつつ、ケミカルのクリームをつけ続けるのもどうかと思い、「これだ!」と思ったのが「椿油」。前にネットサーフィンして見つけた、五島列島の椿油。
おかっぱ頭の時、つるつると髪につけていたけれど、何と言っても食べてもいいような油だから、鼻につけたり、カサカサの唇につけるのも、安心感があるし、心地よい。においが気になる方もいるだろうけど、今は鼻が利かないので鼻につけてもちょうどよい。
椿油は、リンパマッサージをしている、友達のお母さんから教わったけれど(お母さんの愛用品がどこの会社のものか分からないけれど、五島列島産のものであるのは確か)、つけるとじんわり温まるんです。自然のものだなあと思うし、やはり作られている土地の健やかな「気」を感じます。私ごときがここで紹介しても、ご迷惑にはならないと思うので、こちら・・・http://6914.teacup.com/gotounotubakiabura/shop
素朴な手作りという感じで、いいでしょう?(色んな会社がありますが、私はココが気に入りました)
とまあ、こんな日々。
風邪でぐるぐるだけど、それでも、当然の家事育児に加え、小説も進めています(しっかり休むべき時は休んだ上で・・・)。やはり母が、「貧乏ヒマなし」が口癖の働く女だったので、「働かざる者食うべからず」は染み付いていて、優雅な専業主婦にはなれません。本屋さんで注文した本、図書館で予約した本も続々届き、来週はガッツリ頭にぶちこみます。あー、本当は早朝のランニングもスタートしたかったんだった。
これが発散なので、長くなりついでに書かせてもらうと、菊地成孔さんのファンの掲示板(ご本人も登場の)が、8月にいったん閉鎖されましたが(東大ゼミ非公式掲示板)、すぐに「ラウンジバー菊」としてスタートしました。ふらりと立ち寄れるまさにラウンジバーの雰囲気で、以前よりもふと書き込んでしまっています。そこには色んな人たちが集い、菊地さん本人が飲みものを出してくれたりするのですが(架空の)、そんなやりとりを、ごっこみたいだなあとも思いつつ、今回、
<あ、ひどい風邪を引いてしまったので、温かい飲み物をお願いします。すみっこのほうで、ぼーっとしてます。>
って書き加えたら、
<いずみさんには風邪の症状が緩和されると言われているコーンポタージュを、オマールのフォンで作ってお出ししましょう。これはなかなか味の落とし込みが難しいのですが、旨く出来ました。生姜と蜂蜜のクッキーも焼いたので、一緒にどうぞ。>
こーんなご返答で(もちろん菊地さんから!)、なんだか、泣けそうでした。
ファンのみなさんにやさしい人だけれど、ネットでの遊び心が、こんなにも心を温めてくれるなんて!と新しい発見でした(こっちがリアルな世界になってしまう人の気持ちもちょっと分かった)。
登録が必要ですが、興味のある方はよかったら・・・
http://bbs7.sekkaku.net/bbs/skm.html
全力で子供を看病し、ヘロヘロになったところで風邪をもらい、自分がいちばん長く引きずるってのは、パターンではあるけれど、それでも、少しずつ身体が快復していくのは、本当にありがたいことだ。
木曜は、次男が幼稚園の「芋ほり」でいただいてきたさつまいもを、早速天ぷらにした。
幼稚園の芋ほりとはいえ、あなどることなかれ、量もたっぷりだし、掘りたてのおいもは、めちゃめちゃおいしいのだ。さつまいものでんぷんは、低温でじっくり火を通したほうが甘くなるんだって(夫談)。ゆっくりゆっくり揚げたさつまいもの天ぷら、最高でした。
てなわけで、再び週末。
七五三、がんばるぞ!オー!!
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