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2008.07.09

123 柔も剛も

 お久しぶりです。

 小説については、まだ落ち着かないけれど、やっぱり書きたくて復帰。自分のパターンとして、新しい章が全く白紙の段階で、「書けるかな?大丈夫かな?」と思いながら資料集めたり、構想してる段階がいちばん不安なのだと分かった。今はなんとか進み出したので、少し余裕が生まれた状態。

 これもずっと書きたいと思いながら書けずにいたけど(いつも頭の中でまとめたい記事のイメージがあって、それを実現させようと思うと書けないのであって、気楽に考えればいいことで・・・)、長男が、小学校入学と同時に柔道を始めています。名ばかり三段の夫の希望で、息子も興味を持ったので、昔からある公民館みたいな道場に通っている。

 夫は早々にその道場に決めていたけれど、何よりも指導者が重要だと思い、入門前に家族で見学に行ったら、代表の先生が、本当に素晴らしい先生だった。七十歳くらいかな、きっともうおじいちゃんだろうけれど、体格がよく(80キロはありそう)、しゃきっとしていて、威厳があると同時にとてもやさしい。ごっつい顔して笑顔が温かいのだ。子供向けの指導者の重要な条件は、カリスマ性とやさしさを兼ね備えているかどうかだと思う。

 小学校時代の私はスポーツに夢中で、学校の課外活動で、陸上、体操、水泳、バスケとやらされ(大会があるので、召集される)、そのほかに、どうしてもやってみたくて4年生~6年生の間、町の剣道教室に通っていた。柔道場が横にあったので、防具なしでたたかう柔道にも興味があった。

 武道のいいところは、自然に礼儀が身につくこと。

 畳の上で、「黙想!」とか「正面に礼!」とか、心が引き締まって、やっぱりいい!

 息子が行っている時間帯は、1年生から6年生までの小学生が男女とも一緒になって組み合う。真剣な子、サボろうとしている子、いつも泣けてしまう子、男の子を負かしてしまう女の子、色んな子がいて、見ていて飽きない。不真面目な子同士が組み合うと、必ず一緒にサボろうとし、二人の動きはまるで社交ダンスのようになる。それもまたおもしろい。 

 昨日は、5年生の男の子のおじいさんが、家でつくっている瓜を持ってきてくれて、みんな持ち帰った。先月は西瓜もいただいた。そんな昔の大家族的な雰囲気もうれしい。

 夫も私も、勝つための柔道をして欲しいとは思っておらず、いわゆる柔道精神を身につけて欲しいと思っている(「精力善用」「自他共栄」「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」ってやつ)。 

 とはいえ、オリンピックも気になる。柔道選手の中で、鈴木桂治さんのブログはよく見ています。従来の柔道選手のストイックなイメージじゃなくて、彼の男子ノリが好きです。

 例えば、最近の記事より・・・

 http://ameblo.jp/suzukikeiji/entry-10114265030.html

 大荒れの富士山の翌日、ふつーに予定をこなしているところがスゴイ!

 井上康生選手の亡きお母様の実家は豊橋にあり、私の母の友達は康生選手と親戚にあたります。伯母さんが働いている豊橋の養護施設にも毎年のように訪れているらしく、いつか親子でお会いしてみたいです。

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 ブログを離れているたった1週間の間にも、色々ありました。

 高校時代の先生が突然自転車でやってきて(自転車ってったって、その先生の家と私の家は20キロくらい離れている!しかも2回目)、「電話番号が分からなかったから来た」と小学生ばりの理由をおっしゃる。まあ、目的はいつも通り、お見合い情報(笑)。旧友に近々連絡します(今回のお相手は東大卒だそうですよ)。

 先月、傘をお貸しした息子のクラスメイトの女の子(『118 女の子様にたじたじ』参照)が、なかなか傘を返してくれず、私はいつでもいいと思っていたけれど、息子が気にし出して泣くので(自分でも直接伝えたが返してもらえないので)、思い切って先生に連絡帳で仲介をお願いした。お願いした翌日、親子で謝りながら返しに来てくれて、ホッとした。お母さんの顔が見えないと、ついついどんな親だろう、と不安に思ってしまうけど、会ってみればとってもいい人だったりして安心する。小学1年生って、まだまだ子供だけに任せられず、かと言って親が出過ぎてもいけないし、なかなか難しいところ。そんな些細なことで心がいつも揺れています。

 敢えて同列に書かせていただくけれど、本を読んで感動し(『115 胸がいっぱい』参照)、お手紙をお送りした小山田さんのご両親から、追悼本と丁寧なお手紙が届いた。私が手紙に書いた日付は、事故からちょうど1000日目だったとのこと。そのようなカウントをせざるを得ないほど、ご家族は今も悲しみの中にある。本やマスコミのニュースだけでは分からない真実。

 私が手紙に書いた「すっ飛んで行って一緒に泣きたいです」という言葉を、お母様は「一生忘れません」と受けとってくださった。苦しんでいる人に向かって、安易に「その気持ちわかります」とは絶対に言いたくない。でも、寄り添って泣くことはできる。

 私は数々の共通点から、もはや咲子さんのことが他人とは思えず、ご家族のために少しでも力になりたいと思っている。私にしかできないことがあると思っているし、じっくり冷静に考えた上で、行動に移していきたい。咲子さんの素晴らしい文章がつないでくれたご縁を大切にしていきたい。そして、彼女の熱は私が引き受けた、くらいの思いで、表現活動をがんばりたい。

 と、柔も剛も織り交ぜて、毎日様々なことがある。

 一日一日を、大切に過ごしていこう。

          

        

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